日本で数十年ぶりの大規模な山火事が発生
画像の出所:https://www.theguardian.com/world/2025/mar/04/japan-wildfires-ofunato-updates-warning 日本の当局は、国最大の山火事が広がる可能性があると警告しています。 それは数十棟の家屋を損傷させ、1,000人以上の人々が避難を余儀なくされています。 火災は、北東海岸の大船渡市で発生してから1週間後もなお燃え続けており、気象当局は今年の異常に乾燥した冬と強風が原因と考えています。 月曜日の時点で、火は約2,100ヘクタールの土地に広がり、84棟の住宅が損傷し、1,200人の住民が学校の体育館やその他の避難所に避難しています。さらに2,000人が友人や親族の元に滞在しています。 地元の当局は、この火災が先週末に市内の道路で発見された男性の遺体の原因である可能性があると考えています。 自衛隊(SDF)から2,000人以上の兵士と消防士が、大船渡市に隣接する森林地帯を通って燃え広がる火災を制御しようと奮闘しています。 この地域は2011年3月の地震と津波で壊滅的な打撃を受けたコミュニティのひとつでもあります。 「火は非常に強力です」と、同市の市長である藤上清志氏は今週、朝日新聞に報道したと語りました。 「さらに広がることが心配です。」 菅義偉首相は、被害を抑えるために必要なだけの消防士と自衛隊員を配備することを誓いました。 「火が一定の範囲で広がることは避けられませんが、人々の住居に影響がないように、可能な限りすべての対策を講じます」と、彼は国会で述べました。 しかし、救いが訪れる可能性があります。 気象庁は、水曜日の早い時間から雪が降り始め、正午ごろから雨に変わるとのことです。 火災が発生してから4日後、公共放送のNHKが提供した空撮映像は、焼け落ちた建物のフレームと、他の構造物から上がる炎と厚い白煙を映し出しました。 この大船渡市は約4万人が住む都市で、東京から500km北に位置しています。 この火災は、日本で1980年代後半以来の規模のものです。 消防庁によると、今冬には他の地域でも火災が発生しており、山間部の長野県では制御されていると地元メディアは報じています。 北東日本の地域は、1946年からの記録の中で最も乾燥した冬を経験しています。 大船渡市は、2月に降雨量がわずか2.5mmであったと気象庁は報告しており、これは過去の同月の平均41mmに比べて著しく少ないです。 「気象条件は乾燥しており、風が強く、地形が急勾配です」と、京都大学の水資源研究の教授である東野義也氏は日本タイムズに語りました。 「そして、多くの樹木は針葉樹で、非常に可燃性が高いです。 これらの要因が火の広がりを早めています。」 政府のデータによると、日本の山火事の発生件数は1970年代のピーク以来減少していますが、2023年には約1,300件が全国で発生しており、空気が乾燥し風が強まる2月から4月に集中しています。