トランプ次期大統領、政権の高官に忠実な支持者を任命
画像の出所:https://www.forbes.com/sites/saradorn/2024/11/12/trumps-cabinet-here-are-his-picks-and-finalists-for-white-house-roles-kristi-noem-marco-rubio-and-more/ 次期大統領ドナルド・トランプは、選挙に勝利して以来、その政権の重要な役職を埋めるために急速に任命を行っており、忠実な支持者や強硬な擁護者を役職に起用している一方で、他の人々は残りの内閣の地位を巡って動いている。 トランプは、国務長官、国土安全保障長官、国連大使、環境保護庁長官を選任したと報じられており、これらは初めて上院で承認される内閣レベルの職務である。 さらにトランプは、ホワイトハウスのチーフ・オブ・スタッフ、国境担当大臣も発表しており、全国安全保障担当アドバイザー、政策担当副チーフ・オブ・スタッフも選ぶ予定であると報じられている。 これらはすべて上院の確認を必要としない重要な役割である。 トランプは選挙後、マール・ア・ラーゴに移り、親しい仲間たちや政権の希望者、移行チームと会議を開き、彼の第2期の Agendaを策定し、スタッフを拡充している。 トランプが最優先事項と考えているのは、司法長官、CIA長官、ホワイトハウス顧問、防衛、国務、国土安全保障長官などであり、彼は「ディープステート」の一部と見なすキャリアのバイアスを取り除く候補者を好んでいるとのことである。 国土安全保障長官にはクリスティ・ノームを任命。 トランプは、南ダコタ州のクリスティ・ノーム知事を国土安全保障省長官に選んだとCNNが報じている。 公式な発表はされていないが、ノームは長年のトランプの忠実な支持者であり、副大統領候補とも見なされていた。 今回の任命は、トランプの強硬な移民政策を実行する上で重要な役割を果たすと見られている。 さらに、サイバーセキュリティ、反テロリズム、緊急対応に関する同機関の職務も担うことになる。 国務長官にはマルコ・ルビオが有力候補。 トランプは、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)を国務長官として選ぶ可能性が高いと伝えられている。 ニューヨーク・タイムズによれば、トランプは当初、元国家情報長官のリック・グレネルを考えていたが、ルビオに目を向けたとしている。 ルビオは問題のある共和党員であり、中国やイランに対する厳しいアプローチを支持する外交政策の鷹派と見なされている。 選挙前、ルビオはトランプ政権がウクライナ戦争の終結に向けて「交渉による解決」を見出すと信じていると発言していた。 ルビオとトランプは、2016年の共和党大統領予備選挙で激しいライバル関係にあったが、近年は関係が改善されている。 国家安全保障担当アドバイザーにはマイク・ワルツを指名。 トランプは、フロリダ州のマイク・ワルツ下院議員を国家安全保障担当アドバイザーに任命したと報じられている。 最近、ワルツは中国を頻繁に批判し、NATO加盟国に防衛費を増やすよう求めていた。 ウクライナとロシアの戦争を解決するための交渉を期待しているとの発言もあった。 環境保護庁長官にはリー・ゼルディン。 トランプは、月曜日に元下院議員のリー・ゼルディンを環境保護庁(EPA)長官に任命することを発表した。 ゼルディンは「非常に強い法的バックグラウンド」を持ち、アメリカ第一主義政策の「真の戦士」として称賛された。 彼は、ビジネスの力を引き出しつつ、最高の環境基準を維持する方法で公平かつ迅速な規制決定を確保すると述べた。 政策担当副チーフ・オブ・スタッフにはスティーブン・ミラー。 トランプは、スティーブン・ミラーを副チーフ・オブ・スタッフとして任命すると予測されている。 ミラーは、トランプの初期の政権時代に重要な顧問として活動し、特に移民政策において非常に物議を醸す政策のアーキテクトの1人であった。…