画像の出所：https://nwlaborpress.org/2023/10/cwa-local-7901-placed-in-trusteeship-by-national-union/
CWAローカル7901が全国組合により管理委託される
【ポートランド、2023年10月19日】全国労働プレス- 米国通信労働者組合（CWA）のローカル7901が、全国組合によって管理委託されることが決定しました。これは、組織内の運営問題のための一時的な措置として行われました。
CWAローカル7901の所属メンバーは約500人であり、オレゴンとワシントン州にまたがっている通信業界の労働者を代表しています。全国組合の決定により、CWAローカル7901の役員は全員解任され、組織の運営は全国組合の管理下に置かれることとなりました。
この決定は、CWAの全国本部がローカル組織の内部で行われていた関連問題についての調査を行った結果、不正や不適切な運営が明らかになったことに基づいています。具体的な不正行為や違法行為についての詳細は公表されていませんが、全国組合は公正かつ適切な措置を取るため、ローカル7901を管理委託することを決断しました。
組合の信用と透明性の維持のため、全国組合は短期間で新たな選挙を実施し、CWAローカル7901の新しい役員を選出する予定です。また、管理委託期間中においても、ローカル7901のメンバーの権利や福利厚生を適切に守ることが全国組合の最優先課題とされています。
CWA全国組合のスポークスパーソンは、「全国組合は、メンバーの利益を最優先事項とし、組織の健全性を守るために行動しています。ローカル7901の管理委託は、我々がその信念を貫くための重要な措置です」とコメントしました。
CWAローカル7901は、オレゴンとワシントン州の通信労働者の権利のために長い間闘ってきました。現在の管理委託は一時的なものであり、全国組合とローカル7901のメンバーは、組織の健全化と透明性の回復に向けて協力しながら前進することを期待しています。全国組合は、メンバーが適正な選挙を通じて自己統治を実現できるように支援し、再び強力なローカル組織が復活することを願っています。
CWAローカル7901の管理委託は、組合内の問題を解決し、メンバーの利益を守るための重要な一歩です。今後の選挙や改革を通じて、ローカル組織は再び団結し、通信労働者の権益を代表する力強い組織へと還元されることを期待しています。