Sat. Sep 21st, 2024

画像の出所:https://www.doi.gov/pressreleases/secretary-haaland-leaders-celebrate-new-us-geological-survey-university-hawaii

米国内務省は、2021年8月18日にウェブサイト上で声明を発表し、デビアン・ハーランド内務長官とハワイ大学の指導者が、新たなアメリカ地質調査所(U.S. Geological Survey)施設の開所式を祝ったことを報じました。

この声明によると、内務長官ハーランドは、ハワイ大学のマノアキャンパスで開催された式典に参加し、新たな地質調査所施設の開所を祝福しました。この施設は、ハワイ大学とアメリカ地質調査所の提携によって設立され、ハワイ諸島と太平洋地域における地球科学の研究に中心的な役割を果たすことが期待されています。

ハーランド内務長官は、声明の中で、「ハワイ大学との提携は不可欠であり、地球科学への多様で包括的なアプローチを推進するための重要なステップです。ハワイ諸島と太平洋地域は、地球科学の観点から非常に重要な地域であり、豊かな自然資源や文化的な遺産を抱えています。新たな施設が研究や教育のための基盤となり、ハワイにおける地質調査の能力を強化することは、重要な地域課題に取り組む上で不可欠です」と述べました。

また、ハワイ大学のジャック・グローヴァー学長も同様に声明で、「地球科学の研究や教育において、アメリカ地質調査所とのパートナーシップは不可欠です。ハワイ大学はハワイ諸島の持続可能性や地球の未来に貢献するための研究を推進しており、新たな施設がその使命を達成するための重要な拠点となることを期待しています」と述べました。

新たな地質調査所施設は、地球科学の最先端研究や教育プログラムを提供することを目的としており、地質調査や環境変動の監視、地震活動の予測など、多岐にわたる活動を展開する予定です。また、地元のコミュニティとの協力や教育機関との連携を通じて、地域の課題に取り組むことも重要な目標とされています。

ハワイ州および太平洋地域における地質調査と研究の新たな拠点として、新設されたアメリカ地質調査所施設は、地域の持続可能性や災害リスク管理に向けた重要な貢献を果たすことが期待されています。内務長官ハーランドは、この施設の開所を祝福し、地球科学への取り組みを強化すると共に、地元のコミュニティとの連携を確固たるものにする意向を示しています。