画像の出所:https://www.latimes.com/business/story/2025-01-14/sec-probes-b-riley-loan-to-founder-deals-with-franchise-group
B. ライリー・ファイナンシャル社は、破産したフランチャイズ・グループとの取引について連邦規制当局からの情報要求を受けており、同社の会長兼共同創業者であるブライアント・ライリーの個人ローンについても注目を集めている。
ロサンゼルスに本拠を置く投資会社であるB. ライリー・ファイナンシャルとライリーは、今月の11月に米国証券取引委員会(SEC)から、フランチャイズ・グループ(FRG)についての文書や情報を求める追加の召喚状を受け取ったと、遅れた四半期報告書で明らかにした。
SECはまた、ライリーが個人ローンの担保としてB. ライリー社の株式を担保にしたことについても、詳しい情報を求めているという。
B. ライリーは、FRGの元CEOであるブライアン・カーンとの取引に関する情報について、7月にSECから召喚状を受け取ったことがあった。
この調査は、B. ライリーに大きな影響を与え、同社の株価を10年以上ぶりの最低水準に押し下げる要因となった。
1997年にこの会社を設立し、今やウォール街以外で最大の米国の投資会社の1つに成長させたブライアント・ライリーは、債権者の懸念を和らげるために資産を売却し、資金を調達する必要に迫られた。
同社とライリーは、「召喚状に対応しており、SECと完全に協力している」と報告書で述べている。
同社は、召喚状がSECが法令違反が起きたと判断したことを意味するものではないと強調している。
B. ライリーの株は、過去6か月にわたる同社の業績が初めて正式に示された四半期報告書の発表を受けて、ニューヨーク取引所で25%以上急騰した。
報告書には、6月30日終了の3か月間で4億3500万ドル以上の純損失が含まれていた。
月曜日時点での株価は、過去12か月で80%以上も下落し、1株当たり4ドル未満で取引されている。
B. ライリーとカーンは、2023年にFRGを28億ドルで非公開化するために協力した。
しかし、この取引は、カーンが無起訴の共謀者として指名されたことで圧力を受け、別のヘッジファンドであるプロフェシー・アセット・マネジメントの崩壊に関連して、一人の幹部が詐欺で有罪判決を受けた。
カーンは自らは何も悪いことをしていないと主張し、プロフェシーに何らかの詐欺があったことは知らなかったと述べており、彼自身もこの崩壊で金銭的な損失を被ったという。
しかし、彼の役割に対する連邦調査は、B. ライリーやその会長との取引にも波及している。
同社とライリーは、自らの内部調査の結果、カーンおよびその関連会社に関する不正行為に関与したり、その知識がなかったと述べている。
FRGは11月にチャプター11の破産を申請し、この動きがB. ライリーに数億ドルの損失をもたらした。
その崩壊について、ライリーは当時「個人的に気持ちが悪い」と述べていた。
FRGとの取引から生じた最大の財務問題の一つは、B. ライリーがカーンに対して2億ドル程度の貸付を行ったことであり、これはFRGの株式を担保としていた。
しかし、FRGの崩壊により、その貸付の担保としての株式の価値は、報告書によれば、現在は約200万ドルにまで減少してしまった。