画像の出所:https://jp.usembassy.gov/blinken-austin-visit-tokyo-july-2024/
アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官は、2024年7月28日に東京で日本の上川陽子外相と岸信夫防衛大臣との間で外務・防衛大臣会合(2+2)および延長抑止対話を開催しました。
オースティン国防長官は岸防衛大臣と韓国の申洵植国防長官との間で初のトライラテラル閣僚会合にも参加しました。
さらに、ブリンケン国務長官は、日本、オーストラリア、インドの外相との四カ国外相会合(クアッド)にも出席しました。
特に、外務・防衛大臣会合では、閣僚たちがグローバルな脅威の深刻さを認識しつつ、自由で開かれた国際秩序を守るために肩を並べて立つという日米両国の揺るぎないコミットメントを確認しました。
閣僚たちは、日米同盟がインド太平洋地域およびそれを超えた平和、安全、繁栄の礎であるという重要性を再確認しました。
延長抑止対話では、閣僚たちがアメリカの核政策や姿勢についての緊密な協議を行うことに対する両国のコミットメントを再確認し、今後の抑止能力の強化に向けた協議を継続する意向を表明しました。
ブリンケン国務長官とオースティン国防長官の記者発表会では、先日、岸田総理大臣がワシントンを訪問した際に合意されたコミットメントに基づき、同盟の近代化が進展したことが強調されました。
オースティン長官は、日本の防衛を支えるアメリカの堅固なコミットメントを改めて確認し、日米同盟の強化がインド太平洋地域における自由で開かれた秩序を維持するために重要であると強調しました。
岸田総理大臣との会合では、ブリンケン国務長官は、この2+2会合がこれまで以上に強固な同盟を実現したと述べました。
また、ブリンケン国務長官は日本の上川外相との会合でもこの国を訪れることに感謝の意を表しました。
さらに、日米韓トライラテラル ministerial meetingでは、初めての対話が行われました。
この会合では、日米韓の防衛と安全保障に関する連携の強化が確認され、地域の平和と安定への貢献が誓約されました。
クアッド外相会合では、参加国が自由で開かれたインド太平洋地域に対する強いコミットメントを再確認するとともに、国際法に基づくルールに従った主権や領土の整合性と紛争の平和的解決を支持する点で一致しました。
合意に基づき、今後も地域の安定と繁栄を確保するために協力していくことが確認されました。
また、オースティン長官と韓国の申国防長官は、韓国とアメリカの同盟がこれまで以上の強さを誇っていることを確認し、共同で取り組んでいくことを誓いました。
官僚たちはまた、北朝鮮の挑発行動に対する迅速な対応が重要であることを強調しました。
これらの一連の会合は、アメリカと日本が地域の安全保障に関する重要な関係を築くための重要なステップとされています。
アメリカと日本、オーストラリア、インドの四カ国の協力関係が強化され、地域の安定がもたらされることが期待されます。