画像の出所:https://www.kuow.org/stories/last-drive-to-dodge-gallops-into-seattle-with-tale-of-black-cowboys-in-the-old-west
シアトルに黒人カウボーイの物語を伝える「最後のドライブ・トゥ・ダッジ」がやって来た
シアトル、ワシントン州 – 「最後のドライブ・トゥ・ダッジ」がシアトルにやってきました。この展示は、アメリカ古西部で活躍した黒人カウボーイたちの物語を伝えるものです。
この展示は、ギャロップス博物館によって提供されており、シアトルにある Musee de Quelque Chose で開催されています。
この展示は、西部劇映画やテレビの影響で広まった “日本を疾走するアメリカ” のイメージを覆すものです。彼らは、西部開拓時代にアフリカ系アメリカ人がカウボーイとして働いていたことを紹介しています。
「最後のドライブ・トゥ・ダッジ」は、19世紀から20世紀にかけてアメリカ古西部で活躍した数多くの黒人カウボーイたちの物語を展示しています。これまでにあまり知られていなかったこの偉大なカウボーイたちの活躍ぶりが、来場者に広く紹介される予定です。
今回の展示は、アフリカ系アメリカ人のカウボーイたちが直面した困難や差別も取り上げ、アメリカ史における彼らの貢献を称えるものとなっています。
“最後のドライブ・トゥ・ダッジ” の中心となる物語は、トゥーンスチ アーカディア牧場から牛の群れを連れてダッジシティにひと山越えるというものです。この牧場の所有者であるアンドリュース夫人は、アフリカ系アメリカ人のカウボーイたちに助けを求めます。
アンドリュース夫人の要請に応えたカウボーイたちは、草原や山岳部を駆け抜け、困難に立ち向かいながらもダッジシティに群れを届けます。
この展示は、来場者にアフリカ系アメリカ人カウボーイの存在と、彼らの西部開拓時代への貢献について新たな理解をもたらすことを目指しています。
また、アメリカの西部劇に興味を持つ日本の観客にとっても、日本でもあまり知られていなかったこの黒人カウボーイの歴史を知る機会となるでしょう。
「最後のドライブ・トゥ・ダッジ」は、シアトルの Musee de Quelque Chose で2022年まで開催される予定です。是非、アメリカの西部開拓時代における黒人カウボーイたちの素晴らしい物語をご覧ください。