画像の出所:https://www.inquirer.com/news/philadelphia/philly-women-sew-reusable-period-pads-africa-20250120.html
フィラデルフィアのウジマ・フレンズ・ピースセンターで、パンアフリカン・シスターフッド・ヘルス・イニシアティブ (P.A.S.H.I.) の共同創設者、マイシャ・サリバン=オーンゴザ(左)は、娘のミレレ・サリバン(中央)と初めてのボランティア、ジュディ・ワトマン(右)が笑い合う姿が見られる。
2025年1月15日の水曜日、生理用の衛生パッドをアフリカの少女や女性に縫製するP.A.S.H.I.に関する記事が『インクワイアラー』に掲載された数日後、読者がグループにミシンを寄付しに訪れた。
P.A.S.H.I.のFacebookページには、訪問者の寄付の様子が記録されている。
「ジニー・ウィリアムズさんにミシンの寄付に感謝いたします。また、私たちのパッドやバッグを展示する機会をいただきありがとうございました」と、1月9日のFacebook投稿には記されている。
ウィリアムズさんとミシンの写真が公開され、ピンク色のラベルの付いた「ベイビー・ロック・アンナ」というミシンの箱の内外が写っている。
P.A.S.H.I.のメンバーたちは、引退後のキャリアを持つ女性たちが中心で、毎週水曜日にノースフィラデルフィアのウジマ・フレンズ・ピースセンターで集まり、作業スペースを確保している。
サリバン=オーンゴザは、最近の朝に到着した際、他のボランティアがウィリアムズをミシンと共に建物に案内している姿を見たという。
「私が到着したとき、他のボランティアが彼女を建物に案内しているのを見ました。彼女は私よりも早く来ていました」とサリバン=オーンゴザは述べた。
サリバン=オーンゴザは、『インクワイアラー』の記事への反響は「圧倒的で、でも幸福に満ちた反応だった」とコメントした。
木曜日の時点で、新たな支援者から1,600ドルがP.A.S.H.I.のミッション、すなわち再利用可能で洗える生理パッドをアフリカの国々やその先へ送るために寄付された。
先週までに、P.A.S.H.I.は23か国に56回のパッドの発送を行っている。 キューバやハイチも含まれている。
記事掲載以降、P.A.S.H.I.のFacebookグループには約60人が新たに参加申請をしており、多くの人々がボランティアを希望したり、他の都市にP.A.S.H.I.のグループがあるかどうかを問い合わせてきている。現時点では他のグループは存在しないが、P.A.S.H.I.の新しいウェブサイトには、国内外でP.A.S.H.I.グループを立ち上げたい人々を支援する旨の投稿がされている。
ミシンに加え、少なくとも2人の支援者が新しい生地を寄付したほか、バージニア州の自宅から生地の箱を発送した女性もいると、P.A.S.H.I.メンバーのミレレ・サリバンは述べている。
1月15日、外気温が25度と非常に寒い日には、2人の新しいボランティアも訪れていた。通常のボランティア約20人で賑わうセンターだった。
新しい参加者のひとり、ナーバース出身のジュディ・ワトマンは、自らも1943年製のシンガー・ミシンを持参した。
「私の母は仕立屋で、彼女は私に縫うことを教えてくれました。私はこのミシンを大学にも持って行きました。私の人生の中でずっと縫ってきました」とワトマンは語った。
彼女は『インクワイアラー』の記事を見てボランティアとして参加しようと決意したという。
「私は縫うのが大好きです。他の人のために良い目的で縫うのが好きです」と彼女は言った。
彼女は他にも、乳がんを支援する「ポケッツ・オブ・ホープ」や教師向けの寄付学校用品のトートバッグを縫う「ティーチャーズ・チームメイツ」にもボランティアとして参加している。
もう一人の新しいボランティア、マウントエアリー出身のウイダ・デイヴィスは、ドゥーラとして働き、ハーブティーを販売するウェルネス会社を経営している。デイヴィスは、ミレレ・サリバンと面識があり、記事が掲載される前からボランティアを計画していたという。
「この人生の段階で、私は前向きな人たちと過ごし、安全な空間を提供する人たちに、私の時間とエネルギーを使いたいと思っています」と49歳のデイヴィスは述べた。
P.A.S.H.I.は以前は主にFacebookページで活動を共有していたが、記事の反響を受けて、先週新たにウェブサイトを立ち上げた。ウェブサイトのアドレスは pashiglobal.org である。
サイトにはミッションステートメントが記載されている。
「P.A.S.H.I.のミッションは、使い捨て可能な生理用パッドとキャリーポーチを製作し、環境に優しい作業場で、長老たちの指導の下、製造することである。私たちは、必要とする思春期の女の子や女性に、 我々の生理用パッドとキャリーポーチを無償で寄付する。」