画像の出所:https://www.nbcnews.com/politics/2024-election/new-poll-shows-trump-harris-neck-neck-nationally-battlegrounds-rcna176948
2023年の選挙日まで2週間を切り、CNBCの最新の全国調査では、共和党のドナルド・トランプと民主党のカマラ・ハリスの間で、全国的および重要な接戦州においても、誤差の範囲内の接戦が見られています。
この調査によると、トランプは登録有権者の48%の支持を得ており、ハリスは46%の支持を得ています。この2ポイントの差は、調査の誤差範囲であるプラスマイナス3.1ポイント内に収まっています。
トランプの僅差のリードは、CNBCの8月の調査とほぼ変わっておらず、同様の二大政党の調査会社によって実施された今月初めの全国NBCニュース調査でも、両候補がそれぞれ48%でタイになっていることが示されています。
一方、アリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルバニア、ウィスコンシンの7つの主要接戦州に住む登録有権者のオーバーサンプルにおいては、トランプがハリスに対して1ポイントの僅差でリードしています。数字は48%対47%であり、これもまた誤差の範囲内です。
CNBCの調査を実施した調査会社によれば、インフレはこの選挙を形作る強力な要因であり、63%の国民が自分の家計の収入が物価の上昇に後れを取っていると感じており、ほぼ半数の有権者がそれを選挙の最重要課題の一つと考えています。
「データは理論的にはインフレが減速していることを示しているものの、過去3四半期の間に、人々の心の中でより重要になってきている」と、民主党の調査会社ハートリサーチアソシエイツのジェイ・キャンベルはCNBCに語っています。キャンベルは、共和党のミカ・ロバーツと共にこの調査を行っています。
ハリスはフィットネスと正直さでリード;トランプは経済問題で先行
この調査では、問題および大統領の資質に関して、ハリスがトランプに対してメンタルおよびフィジカルフィットネスの必要性に関する質問で13ポイントのリードを持っており、正直さおよび信頼性に関する質問でも10ポイントのリードを有しています。
しかし、トランプはコミュニティの経済をより強化する候補者としてハリスに対して7ポイントのアドバンテージを持っており、税金やビジネスに対処する際では8ポイント、特に中小企業支援に関しては9ポイントの優位性があります。
また、調査では42%の登録有権者がトランプが勝利すれば自分たちが経済的に良くなると考えている一方で、ハリスが勝利すれば自分たちが経済的に良くなると考えるのは24%に留まることが示されています。さらに29%はどちらの候補が当選しても経済状況は変わらないと答えています。
別の質問では、どちらの候補が国に対してプラスの変化をもたらすかという問いに、42%の登録有権者がハリスを選び、40%がトランプを選びました。しかし、いずれの回答も大統領選に勝つために必要な数値を下回っています。
トランプとハリスの人気比較
さらにCNBCの調査によれば、トランプは全国的にハリスよりもやや高い人気を得ており、トランプの評価は42%ポジティブ、48%ネガティブとなっており、ネット評価は-6です。一方、ハリスは39%ポジティブ、49%ネガティブでネット評価は-10です。
接戦州では彼らの評価はほぼ同じであり、トランプは44%ポジティブ、49%ネガティブでネット評価は-5、一方でハリスは43%ポジティブ、48%ネガティブで同じくネット評価は-5です。
議会の支配権を巡る共和党の優位性
最後に、この調査は議会の支配権を巡る戦いに注目しており、48%の登録有権者が共和党による議会のコントロールを支持しており、44%が民主党に指導を望んでいることが示されています。共和党の4ポイントの優位性は接戦州でも同様であり、共和党は48%を、民主党は44%を支持されています。
CNBCの調査は、10月15日から19日にかけて1,000人の登録有権者を対象に実施され、誤差範囲はプラスマイナス3.1ポイントです。また、アリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルバニア、ウィスコンシンの586人の接戦州有権者に対する誤差範囲はプラスマイナス4ポイントです。