画像の出所:https://whdh.com/news/japans-millennia-old-naked-man-festival-ending-because-of-population-decline/
東京(CNN)— 凍えるような冬の寒さの中、白いふんどし姿の男たちが渦巻き合い、護符を獲得しようと競い合う日本の素裸祭が、最後の開催を迎えた。
この「裸男祭り」として知られるこのイベントは、千年以上にわたり隠れた国清寺で実施されてきたが、若い参加者を見つけられず、地域の高齢者の負担を軽減することができなくなり、終了することが決まった。
「この決定は祭りに参加する個人の高齢化と後継者の不足によるものです。」と国清寺の主教、大悟藤波は神社のウェブサイトに書いている。
日本の人口は1980年代の経済ブーム以降、着実に減少しており、合計特殊出生率は1.3と、安定した人口を維持するために必要とされる2.1を大きく下回っている。
死亡者数は10年以上にわたり出生数を上回っており、世界第四の経済大国のリーダーたちにとっては、ますます重要な問題となっている。高齢者人口の増加に伴い、労働力は減少しており、年金や医療の資金を確保するという挑戦が迫っている。
素裸祭は、日本国内で行われる主要な3つの「裸男祭り」または「裸祭り」の一つであり、毎年旧正月の7日目に国清寺で開催されていた。
この祭りは、儀式を観覧したい観光客にも人気があり、地元の人々が豊作を願う材料ともなっていた。
見込みでは約3000人の観光客が集まり、NHKが報道している。
主要な3つの裸祭りの儀式の詳細は地域によって異なるが、豊作、繁栄、健康、そして多産を祝うという共通の精神を共有している。
このイベントは、男性参加者が日本のふんどしである「ふんどし」と白い靴下「足袋」しか着用しないことから「裸祭り」と呼ばれている。
今年の素裸祭では、数百人の参加者が四角形のランタン「囲灯」を持ち、 Blessings のお経を唱え「邪走除去!」(邪悪、去れ)と叫びながら、冷たい山内川の水に入って身体を清めた。
その後、健康と豊作を祈るために寺院で祈りを捧げ、夕方には主教によって祝福された木製の護符を争う掴み取りが行われた。
この掴み取りで優勝したのは、地元住民で祭り保存協会のメンバー、菊池年明さん(49)。
「祭りが終わるのは悲しいことです。記憶に残る祭りになることを期待して参加しました。」とNHKに語った。
他の2つの裸祭り、岡山県の西大寺観音院と福島県の黒沼神社では、来年も続行される予定である。