画像の出所:https://www.miaminewtimes.com/arts/miami-spirit-of-japan-highlights-japanese-culture-20956395
マイアミに住む日本好きにとって、日本文化を体験することは難しいことがあります。
確かに、高級寿司のおまかせ体験は広がっていますが、アニメコンベンションや時折開催される相撲や女子プロレスの展示会を除けば、本物の日本文化を見つけるのは難しいのです。
そのため、「スピリット・オブ・ジャパン」という、日本の全てを祝うコンベンションが南フロリダを訪れることになりました。
スピリット・オブ・ジャパンのCOOでありエグゼクティブプロデューサーの本沢裕介氏は、「日本のコミュニティが少ない場所でイベントを開催したいと思った」と語ります。
「多くの日本人が住んでいる場所でイベントを開催するのは簡単ですが、それは誰にとっても新しいことではありません。」
「私たちはその完全に逆を選びました。」
このイベントは、8月16日から18日までマイアミビーチコンベンションセンターで開催され、日本の独特の文化のあらゆる側面を強調する予定です。
伝統的な祭りから美味しい食べ物と飲み物まで、さまざまな活動が用意されています。
アニメやポップカルチャーに焦点を当てた活動もありますが、今回のイベントは、マイアミビーチで5月に開催されたオタクフェスのように、サブカルチャー的な追求に限定されるものではありません。
むしろ、日本全国で年中行われている神社での伝統的な祭りの更新された拡大版を目指しています。
本沢氏は、「新しい形と形式で日本の祭りを持ってくるつもりです。」と述べています。
祭りに欠かせないのは、食べ物と飲み物です。
地元の寿司レストラン「ワビサビ」やたこ焼きのチェーン「ギンダコ」が既に出店を決定しており、さらなる参加者の獲得が進められています。
VIPおよび3日間パス保持者には日本酒の試飲も提供されます。
日本の料理の伝統がここにも現れ、茶道のマスターによる茶道体験や和菓子に焦点を当てたワークショップも用意されています。
さらに多くの活動が用意されており、そのほとんどが入場料に含まれています。
武道から音楽、工芸まで、日本の伝統に関するさまざまなアクティビティを楽しむことができます。
訪問者は夏の着物を試着したり、折り紙を習ったり、金魚すくいなどのカーニバルゲームを楽しんだりすることができます。
日本の美学に魅了された人々は、花道、書道、伝統的な染色、木版画などの様々なワークショップで学ぶことができます。
志望する侍たちは、日本の剣術のデモンストレーションに参加し、音楽に興味がある人は沖縄の弦楽器「三線」の演奏を学ぶことができます。
多くの指導者が南フロリダの住民であることも本沢氏は語ります。
もちろん、オタクな活動もたくさん用意されています。
アニメファンは、大人気のアニメ作品の声優たちからのトークイベントを聞くことができ、ゲーマーは輸入された日本のビデオゲームを楽しむアーケードコーナーを訪れることができます。
トレーディングカードゲームのトーナメントも開催され、日本のアイドルグループや歌手のパフォーマンスも予定されています。
さらに、メイドカフェの体験やアーティストや出店者が出すさまざまな工芸品や商品も販売されます。
また、全国で流行中のデコレーションカーやクラシックJDM(日本国内市場)車両の展示も行われます。
このイベントには、地元の多くの組織が参加し、日本政府からの承認も得ています。
「総領事館もマイアミに日本のイベントを持ち込むことに非常に高い関心を示しました。」と本沢氏は説明します。
フロリダ国際大学の日本人クラブは言語ワークショップを開催し、デラウェアビーチにある森上美術館と日本庭園は、けん玉や扇子作りのレッスンを行います。
さらに、日本アメリカ協会が折り紙やその他のアクティビティを担当します。
これらの地元組織との参加は、スピリット・オブ・ジャパンが南フロリダの日本人コミュニティの認知度を高める手助けになると、本沢氏は期待しています。
「こちらにはそれほど多くの日本人はいません。」と彼は言います。
「彼らこそ、本当に露出が必要だと思います。」