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画像の出所:https://abc7chicago.com/cps-chicago-public-schools-school-resource-officers-cpd/14276392/

シカゴ公立学校、学校警察官削減計画を進める中止決定
シカゴ市、2021年6月15日 – このたび、シカゴ公立学校(CPS)は、地域のスクール・リソース・オフィサー(SRO)プログラムに関する予定されていた変更を中止することを発表しました。

シカゴ市警察署(CPD)との協力により、学校内の安全確保を目指すCPSのSROプログラムに対し、変更が予定されていました。しかし、公立学校の教育委員会は、この計画を中止することを決定しました。

この計画変更は、SROプログラムの削減を意味しており、一部のコミュニティからは好意的に受け取られていました。一方で、保護者や教職員の一部からは、こうした学校警察官の存在を重要視する声も上がっていました。

CPSとCPDのスポークスパーソンは共同声明で、「我々は公立学校内の安全に対して真剣に取り組んでおり、警察や学校コミュニティとの連携を強化したいと考えています」と述べています。

また、この変更になった理由や今後の展望については明らかにされていませんが、計画中止により、SROプログラムの現状維持が継続される見通しとなりました。

市内の公立学校での安全確保に対する疑問や要望は、学校職員や保護者からの声として常に存在しています。教育委員会は、この問題について引き続き議論を行う予定です。今後の展開が注目されます。

CPSは現在、市民や学校関係者からの意見を収集する取り組みを進めています。今回の変更中止に伴い、市民からの意見を踏まえた再評価が行われる見込みです。

シカゴ公立学校は約34万人の児童・生徒が在籍するアメリカ最大の公立学校システムです。学校内の安全確保に向けて、警察との提携やプログラム改善に注力していく考えです。

今後、CPSとCPDの連携強化や学校内の安全確保に向けた新たな方針が発表されることが期待されます。