画像の出所:https://www.nbcsandiego.com/news/local/no-high-marks-on-californias-first-snowpack-report-of-2024-but-san-diego-water-supply-is-in-good-shape/3393515/
2024年初の積雪報告書、カリフォルニア州内で期待外れの結果
カリフォルニア州、サンディエゴ水供給は順調
カリフォルニア州内の積雪量に関する報告書が発表され、残念な結果となった。2024年1月初旬、州内の山岳地域における雪崩および降雪の減少が見られ、その結果、積雪の平均深さが平年の約半分にとどまった。しかし、幸いなことに、サンディエゴ市の水供給には影響しないとの報告があった。
カリフォルニア州水資源管理局の発表によると、2024年1月6日時点での積雪は、州内にある8つの監視地点で測定された。この結果、積雪量は平均で今年の平均深さの48%であることが判明した。しかし、前年同期と比較すると、約6%アップし、乾燥した状況とも捉えられた。
カリフォルニア州では、積雪と水供給は密接な関係があり、特に冬季の降雪が水資源の主要供給源となる。そのため、積雪量の不足は州内全体の水供給に潜在的なインパクトを与える可能性がある。しかしながら、この報告書によると、サンディエゴ市は水供給に関しては比較的良好な状態であることが確認された。
報告書によると、サンディエゴ市は積雪の不足に対応するために、長期的な水供給の多様化、水の有効利用、節水キャンペーンなどを取り組んできた。これにより、積雪量の減少が市の水供給に直接的な影響を与えることはないとの評価が下された。
市の水供給会社であるサンディエゴ水道部門の広報担当者は、今回の報告書に基づきながらも、サンディエゴ市民は引き続き節水に努めるべきであり、水資源の維持に協力するよう呼びかけた。
そして、カリフォルニア州水資源管理局では、積雪量の低下に対する懸念が続き、水の節約が重要であると強調した。来る春までの天候予測にも注目し、州全体の水供給に対する影響を評価していくと述べた。
近年の気候変動の影響を鑑みると、カリフォルニア州の水供給に対する懸念は今後も続くことが予想される。そのため、州全体で水資源の適切な管理と、市民の節水意識の向上が喫緊の課題であることが改めて示された。サンディエゴ市は良好な水供給を確保するために努力し続ける予定だ。