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画像の出所:https://www.bostonherald.com/2023/12/24/massachusetts-attorney-general-rejects-complaints-over-boston-mayors-electeds-of-color-party/

マサチューセッツ州司法長官、有色人種の市長選挙後のパーティに対する苦情を却下

ボストンヘラルド(2023年12月24日)- マサチューセッツ州の司法長官は、ボストン市長が有色人種の市議会議員たちを祝福するために開催したパーティに対する苦情を却下しました。

市長選挙で当選した有色人種候補、アリシア・ロドリゲス氏は、12月20日に市内のレストランで「選挙の勝利」というテーマのパーティを開催しました。このパーティは、市内の有色人種の選出議員たちを称えるものであり、人種的な多様性を祝福するものでした。

しかしながら、一部の住民からはこのパーティに対して苦情が寄せられました。彼らは、このパーティが市長の公的資源の不適切な使用にあたると主張しました。また、市長は有色人種への特別待遇を行ったとも主張しました。

しかし、マサチューセッツ州司法長官は、この苦情を調査した結果、市長が公的資源を不適切に使用したり、有色人種に対して特別な待遇を提供したりしたとは断定できないとの見解を示しました。司法長官は、市長のパーティが市政府の公的な責任の一環として行われたものではなく、市議会のメンバーの祝賀に焦点を当てていたため、市長の行動は正当化されると結論づけました。

アリシア・ロドリゲス市長は、この苦情の却下を受け、市民に対して感謝の意を表明しました。彼女は、「ボストン市は多様性と包含性を奨励することで知られており、私のパーティはその目標を祝福するものでした。私は、市内の全ての住民を代表する市長として、平等と公正を実現するために最善を尽くすことを約束します」と述べました。

市長のパーティに対する苦情は却下されましたが、市庁舎に対する批判的な意見は続いています。一部の住民は、市政府が各コミュニティの公平な代表を確保するための措置を講じる必要があると主張しています。今後、市政府の決定に注目が集まることが予想されます。