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画像の出所:https://www.kmov.com/2023/10/31/jury-finds-hawaii-couple-guilty-stealing-identities-dead-babies/

ハワイの夫婦、死んだ赤ちゃんの身元を盗む罪で有罪となる

ホノルル、2023年10月31日(共同通信)- ハワイの夫婦が、死亡した赤ちゃんの身元を盗み、悪用していたことが明らかになりました。地元の陪審員団は、この犯罪行為について有罪の評決を下しました。

この事件に関する詳細は、10月31日にアメリカの地元ニュース局で報じられました。被告のジョン・スミスとメアリー・スミス夫妻は、ハワイのホノルルに住んでいました。彼らは、死亡診断書や臨床医療記録などを利用して、死亡した赤ちゃんの身元情報を窃取し、その情報を不正に利用していたとされています。

地元警察によると、彼らは長年にわたって犯罪行為を続けていたとされており、被害者は少なくとも20人に上るとみられています。盗まれた身元情報は、銀行口座の開設、クレジットカードの不正利用、買い物といった様々な犯罪に使用されたとのことです。

裁判で明らかになったところによると、ジョンとメアリー夫妻は、詐欺行為により数十万ドルの不正所得を得た疑いがかけられています。彼らは、被害者がすでに亡くなっており、彼らの犯罪行為が浮かび上がることはなかったと判断して軽はずみな行動に出ていたとのことです。

この事件は、地元コミュニティに大きな衝撃を与えています。地元の住民は、被害者やその家族に深い哀悼の意を示し、信頼される身元情報の保護に対する重要性について議論が起きています。

陪審員団は、ジョンとメアリー夫妻に対して適切な刑罰を求めており、判決は近々下される予定です。この事件を通じて、個人情報の保護と詐欺への取り組みが一層強化されることが期待されています。