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画像の出所:https://abc13.com/statues-with-ties-to-the-confederacy-or-slavery-removed-spirit-of-statue-christopher-columbus-dick-dowling/13872124/

南部連邦や奴隷制度に関連する像が撤去される 中心的な像の1つはクリストファー・コロンブス像
米国 テキサス州ヒューストン – 南部連邦や奴隷制度に関連する像の撤去が進行しています。テキサス州のヒューストン市では、クリストファー・コロンブス像を含む数基の像が撤去されました。

ヒューストン市は、南北戦争で南部連邦を支持したディック・ダウリング将軍を祀る像を撤去したと発表しました。この像は、南北戦争時に戦ったダウリング将軍の功績をたたえるために設置されていました。

また、クリストファー・コロンブス像についても議論が起き、市はこの像も撤去することを決定しました。コロンブス像は、大航海時代の探検家であり、新大陸アメリカの発見者として知られています。しかし、彼の航海が先住民族に対する侵略につながったとの批判もあり、その像の存続には疑問視する声が強まっていました。

このような像の撤去については、南部連邦や奴隷制度に関連する過去の不正義や差別に対する反省の表れとされています。一方で、一部の人々は文化や歴史の一部としてこれらの像を尊重すべきだとの意見もあります。

市は今回の撤去について、公共の場からこれらの像を移動することで、より包括的で公正な社会を築く一助となると述べています。地域の住民らは今後もさらなる撤去を求める声を上げるなど、この問題に対する議論は続いていくでしょう。