画像の出所:https://www.kwch.com/video/2023/10/07/sister-current-philippine-president-bong-bong-marcos-visits-honolulu/
日本からの訪問者も増えているフィリピンの大統領、ボンボン・マルコス氏の姉がホノルルを訪れた。
フィリピンの現職大統領であるボンボン・マルコス氏の姉、イメルダ・マルコス氏がハワイのホノルルを訪れ、地元の市民との会合に参加した。この訪問は、彼女が夫で元フィリピン大統領であるフェルディナンド・マルコス氏の墓参りをするためにハワイに訪れたものである。
イメルダ氏は、昨日午後にホノルルに到着し、ハワイ州知事のダビッド・イゲ氏や、ホノルル市長のリック・ブラングィアルディ氏など現地の政治家との会談を行った。ホノルル市長は、この訪問がフィリピンとハワイとの友好関係をより一層深める機会となることを期待していると述べた。
訪問の主な目的であるフェルディナンド・マルコス氏の墓参りは、明日行われる予定であり、ホノルルのカホー大聖堂で行われる。亡き大統領は、フィリピンの近代化や全国のインフラ整備に力を入れ、その功績で賞賛されている一方で、権力乱用や人権侵害といった疑惑にも直面している。このため、マルコス一家に対する賛否両論が根強く、この訪問も物議を醸している。
フィリピンでは、2022年の大統領選挙が迫っており、ボンボン・マルコス氏も出馬を検討しているとされている。イメルダ氏のハワイ訪問により、マルコス氏の政治的な人気を高める狙いがあると見られている。
イメルダ氏は、マルコス政権下でファーストレディとして広く知られ、その華やかなライフスタイルやファッションセンスで知られている。彼女のハワイ訪問は、フィリピンの歴史にまた一つの節目を刻むものとなるだろう。今後のフィリピン政治において、マルコス一家が果たす役割に国内外の注目が集まっている。